低得点の予想に反し、ぎりぎりランクA(61点)であった事例2の再現答案は以下です。

第1問
「顧客の点では、執筆等での宿泊客が一定数いたが、馴染み客が高齢化により減少し、インバウンド客が増えている。競合の点では、駅前にビジネスホテルはあるが、市街地の近隣には競合する宿泊施設はない。自社の点では、老舗旅館であり文化の香りある風情が売りであるが、拡大するX市の観光需要を享受できていない。」

第2問
「メインターゲット層はX市名刹を目当てにする観光客と日本の風情を求めるインバウンド客である。HPにはB社が①老舗旅館であり和風の庭、芸術など文化の香りがする点、②観光地や商業地域から徒歩圏内である点を掲載する。」

第3問
「交流は、①和装店と協力しX市の歴史にちなんだ衣装で客をもてなし、②館内の案内時に海外でも知られた芸術品や庭園を紹介し、③外国人には英語の堪能な社員が対応し、④祭りの山車体験を紹介して共に写真を撮るおもてなしをする。」

第4問
「施策は、①夜通し続く祭りと街中での食べ歩きをセットとしたバスツアーを企画する、②日本の朝を感じられる朝食を日本庭園の隣で提供して写真を撮り易くすることで、もともと日帰りであった観光客の宿泊需要を生み出す。」

インバウンドのみで記載すれば第2問と第3問の点は上がったのか、無理があると思われた第4問のバスツアーや朝食の活用は得点になったのか。筋が通っているように見えればぎりぎり合格点になるのか、得点を知っても合格基準までは考察できませんでした。

↓応援いただきありがとうございます。

にほんブログ村